HONEY's diary

女、30代後半、独身、神様級大親友(ハニーたち)2人、サヨナラの数..すぐ出てこない。 オンナがひとりで40年近く生きてて、ツライ事がないわけない。それでも「あの人は悩みなんてなさそうね」と言われるように生きてたい。そんな理想と控えめに言ってもウケますよね、な現実のdiary.

昭和ガールと仕事と愛

先日、某大企業のお偉い様とお話する機会があり
働き方の話から、最終的にパワハラとは?という会話になった。
ワタシの中ではセクハラはまだしも、
パワハラって非常に線引が難しい問題だと思っていて
ずっと答えがないもののひとつ。

今までの社会人生活15・6年の仕事と上司と自分の状況を思い返してみて
「あれはパワハラだったような気がする」
と思う事柄もあれば、ほぼ同じようなケースでも
「あの瞬間は確かにキツかったけどすごい感謝している」
と思うケースもあって、その違いが何なのか。。。をすーごい考えてみても
至る答えはいつも同じでひとつ。

その上司を、尊敬していたかどうか。

つまり「そこで繰り広げられた言動」という事実よりも
それを「誰からされたか」という登場人物と、
その人との関係性つまり「感情」で良し悪しが決定されてしまっている。
少なくとも、ワタシにとっては。

なんて、フェアじゃないんだ・・・・・。
と、いつも思ってしまう。

事実よりも感情が大きく作用するのであれば
部下にパワハラだと思わせることなく仕事を「してもらう」のは
もはや上司としての技量・・?
逆に言うと、人間関係を上手に築けるのであれば 何でもアリってこと?
仕事ってそんな感じだっけ?
ここまで思ってはいつも
自分が昭和な人間であると思い知らされる。
個人的には、精神的苦痛や肉体的苦痛を味わうことなく仕事をしようだなんて
考えたこともない。
うーん、考える余地がなかった。のほうが正しいのかも。

少なくともワタシにとって「仕事」とは
いつもどこかに苦痛が伴ったし、それが理由で仕事に行けなくなったこともあったし
それでもいつもワタシと一緒にあったもの。
苦痛でもあったが、喜びでもあったもの。
それがワタシと仕事の関係性なのかもしれない。

世の中に苦痛じゃない仕事があるとは思えない。
どんな仕事も「楽しいだけ」なんてあり得ない。
大きさや深さは違うと思うけれど、必ず苦痛は伴うはず。
要は本人がそれを「苦痛と思っているか、いないか」の違いだし
「楽しさ」と「苦痛」の比重をどう捉えているか、なんじゃないか。

こういうのって人によって考え方が違うし、違っていいところだと思うので
全く違う意見を聞くことも好きだ。
「なるほど、この人はこういう考え方なんだな」
と、新たな世界を見せてもらえる事は、生きていく上で大変ありがたい。
人によって価値観が違うのは当然だし
価値観を揃えるだなんて気持ち悪いことをしたがる人には近づきたくもない。
日本人は「お揃い」好きだけどねw

ここまで思って戻る。
尊敬していた上司の共通点
仕事が出来た、スピードが速かった、見た目もスマートだった・・・・
あーー、なんか違うんだよなぁ。
共通していることは、これ。

人に対しても仕事に対しても
愛情があった


人は愛を栄養に、愛を食べて生きてる。
だから愛を求めるし、愛に弱いし、愛を生み出したがる。
愛を求めてさまよって30ウン年。
いまだ手に入らない「永遠の愛」を今日も探して生きている。