HONEY's diary

女、30代後半、独身、神様級大親友(ハニーたち)2人、サヨナラの数..すぐ出てこない。 オンナがひとりで40年近く生きてて、ツライ事がないわけない。それでも「あの人は悩みなんてなさそうね」と言われるように生きてたい。そんな理想と控えめに言ってもウケますよね、な現実のdiary.

失くしたようで失くしてない

「だいじょうぶ。アンタは何も失ってない」

はにー2号Kにこう言われたアノ夜からもうすぐ1ヶ月
ヘコんだり這い上がったり怒りに震えたり
許しの境地に入ったりSNS断食でスッキリしたり
人事異動と言われたり引越し先決めなくちゃいけなかったり
色々してたらソッコー時は過ぎた

お構いなしに毎日は押し寄せる。
生きるって、過酷だ。


私は何も失っていないと言われたあの日、
ほんと??とKに聞くと、こう言われた。

「うん、人生で必用なものは何にも失ってない。
アンタが失くしたのは、ただの『予定』

そう、私は「予定」をなくした。
例えば、

寒くなってきたら◯◯へ行って美味しい魚を食べようね、一緒に。

クリスマスはこのワイン開けようね、一緒に。

お正月明け旅行しようね、一緒に。

みたいな予定。

そう、ポイントは「一緒に」
無駄に安心するこの一言。無性に欲してしまうこの一言。
人とは孤独で寂しがりやな生きものなのね、と感じさせるこの一言。
実際はにーKが言うように、ワタシは彼と別れたことで
人生で失ったものは何もなさそうだと1ヶ月経って実感している。
むしろ、早くてヨカッタと安堵すらしていて
ワタシが現状人間として良好な状態な事に対し
はにー達2人はすごいホッとしているようだ。
(毎度、別れてから2ヶ月位は荒れ果てる傾向)

ワタシを寂しくさせたものは、はにーKの言うように
明らかにこの「予定を失ったこと」
人間、その「つもり」だったものを失くすと大変残念さを感じるものよね。
元々無形だし、確約されてなんていなかったのに。

ひとつ失くすとひとつもらえる、はワタシの持論だと何度か書いたが
実際のところ、なくした予定の分別のものをもらえているのは確か。
なんだか今回はいっぱいもらえている気がする。


生きるって過酷だが
生きてさえいればなんとかなる